□治らない自律神経失調症-原因は首の凝り?
はっきりしたメカニズムはまだわかっていないようですが、首こりを改善すると自律神経の不調からくる多様な症状が改善することが知られています。
目次
首こりの原因
首のこりは、スマホ閲覧やデスクワークで、うつむき姿勢が長くなったり、同じ姿勢を長時間続けていると生じます。また、合わない枕や、ストレスによる筋肉の緊張によってもおこります。また、前述のような動作をしなくても、起きているだけで、姿勢を維持するために首の筋肉はつねに働いています。
首がこることの悪影響
首には自律神経を始めとする神経の束が通っています。その周辺の筋肉が固くなると、神経への血流が悪くなったり、神経の働きが低下すると考えられています。また、脳へ血液を送る太い動脈・脳の老廃物を身体へ戻す太い静脈も通っており、首こりで、脳の血液循環が低下します。
そうすると、自律神経の不調や、原因不明の不調が生じやすくなると考えられます。症状としては、例えば、休んでも取れない疲労・頭痛・めまい・吐き気・睡眠障害などが挙げられます。
おすすめセルフケア
ただし、首は部位によっては強く揉んだり押したりするのは危険なため、以下のようなセルフケアが有効です。
・スマホやパソコンは目線の高さで見る
スマホを持つ手の肘の下に反対側の手のこぶしを挟むと楽にできます。
・首の筋肉を休める動作をする
背もたれのある椅子に腰かけ、両手を組んで首と頭の境目付近に手をおき、頭の重さを手で支えながら後ろへ30秒倒します。その後頭を手で支えながら、戻します。
・首を冷やさない
ストールをまいたり、ドライヤーや蒸しタオルで温めます。
・ツボ「風池」「天柱」を押す(強すぎないように)
どちらも首と頭の境目あたりです。髪の生え際のやや上あたりのくぼんだ所が風池で、その少し内側が天柱です。指で5秒押す×3回がおすすめです。少し顔を上にむけると押しやすいです。
さいごに
頑固な首こりで、セルフケアで改善しにくい場合は、鍼灸で首回りの筋肉を緩めることもおすすめです。鍼では手で届きにくい奥の筋肉へアプローチできます(なお鍼が苦手な方で鍼が効きやすい方の場合は表面や軽めの刺激で、表面の筋肉を緩めるだけでも楽になることもあります)鍼灸とセルフケアを組み合わせて徐々に正常な状態に近づけていきましょう^^