□もふもふ鍼灸院ではどんな種類の鍼灸が受けられる?

鍼灸師の資格を取る際に皆、東洋医学・西洋医学を学びますが、実は鍼灸の世界には数多くの流派や考え方があり、鍼灸師によっても治療方法や考え方がかなり異なります

そのため、ある患者さんには「鍼灸院Aは合わなかったけど、鍼灸院Bはよかった」と感じることがありますし、その逆のケースもあります。

自分にあった鍼灸院をみつけるのは難しく実際に行ってみないとわからない部分も多いのですが、
皆様ができるだけ自分に合う鍼灸院に出会えるように当院の特徴を書いていきたいと思っています。

鍼灸院ごとの主な違い

鍼灸院ごとに、以下のような違いがあります。
鍼の種類や使い方:太さ、本数、深さ、刺さない鍼、電気鍼など
治療方針や診察方法:問診の時間、腹診・舌診を行うか、症状の捉え方
お灸の種類や方法:直接灸、台座灸、棒灸など

当院の鍼の種類と刺激の強さについて

当院では、細めの鍼を使用し、刺激はできるだけやさしくなるよう心がけています。
必要に応じて、刺した鍼を軽く振動させるような手技を加えることもあります。

また、症状や体質によっては、刺さない鍼や、微弱な電気を流す鍼(電気鍼)を使った治療を行うこともあります。

以下は鍼の方法ごとの、患者様が感じる刺激の強さのイメージです。(それぞれの項目の中でも、いろんな調節方法があるため、非常に大まかなものにはなってしまいますが)

※刺激が強い=効果が高いというわけではありません。少ない副作用かつ高い効果を出すためには、その方の状態にあった方法を選択することが重要だと考えています。とても鍼が効きやすいひともいれば、やや強い刺激をしないと効きにくい人や症状もあります。

また、鍼は太いほど、本数が多いほど、刺激が多くなります。

当院ではたくさんの鍼をうつというよりは、必要最小限の細い鍼で体への負担を少なくした治療を目指しています。必要に応じて多めにうつことを提案することもありますが、もちろん強制することはございません。刺激に不安がある方は、遠慮なくご相談ください。

弱めの刺激でも効果がある理由

刺さない鍼や、細い鍼、1-2mmと浅めにしか刺さない鍼で本当に効果があるのかな?と思われるかもしれませんが、皮膚表面の表皮、1-2mmくらいの厚さの真皮にはとてもたくさんのセンサー(刺激の受容器)があり、自律神経を整えるのには十分な刺激が入ります◎ さらに、鍼が効きやすい人ではそれだけでも筋肉まで緩みます。(慢性的な強い筋肉の凝りがある方は筋肉や筋膜までもう少ししっかり刺したほうが効果がありますので、体質や症状に合わせて調整いたします)

当院のお灸について

施術場所の規則により、もぐさといった通常の火を使うお灸は使用できないため、当院では電気温灸器という火を使わないタイプのお灸になります。電気温灸器は、大学病院や介護施設など、火や煙の扱いが難しい場所でのお灸として使われています
感覚としては、温かくじんわりする、または、温かいと熱いの中間くらいのイメージです。煙の臭いが苦手な方、喘息の方でも安心して受けていただけます。細かく温度設定ができるため、ほとんどやけどしません。

皮膚表面には43度以上ではたらく温度センサーがあり、45-50度程度のお灸をピンポイントにツボに加えることで、お風呂ともまた違う作用が期待できます。また、東洋医学的には、主に虚(きょ)という元気がない状態のツボにつかって、五臓六腑の不調を整えるために使います。

ご希望があれば2回目以降に、ご自宅でのセルフケアとして、台座灸(薬局で販売されており煙は出ますが一般の方でも使いやすいもの)や、身近なものをつかった簡易お灸などもお教えします。

最後に

この記事が「前に受けた鍼が苦手だった」という方や、「鍼灸院がたくさんあってどう選べばよいかわからない」と感じている方の手助けになればうれしいです。