不妊治療・妊活の鍼灸の効果とは?|医療費控除についても解説

当院には、人工授精からステップアップするか悩んでいる方、採卵が思うようにいかなかった方、体外受精がなかなか進まず不安を感じている方など、さまざまな状態の方がいらしています。鍼灸は保険適用ではないのですが、病院での不妊治療とも併用可能です。

「病院の治療は続けているけれど、なかなか結果が出ない」 「妊活のストレスや不安で、心も体も疲れてしまった」このようなお悩みを持つ方のサポートができたらと思っています。

不妊治療への効果

鍼灸では、西洋医学のように卵管の閉塞を取り除いたりはできませんが、妊娠に適した体の土台を整えることを得意としています。普段から体の凝りや冷え、自律神経の乱れを感じる方には特におすすめです。

子宮・卵巣の血流改善

骨盤内の血行を促すことで、子宮内膜の環境を整え、卵巣の働きをサポートします。また、全身の血行をよくすることで前述の効果を高めます。

ストレスや不安の軽減

不妊治療中の方は心身ともにストレスを感じやすく、精神的な不調がホルモンバランスにも影響します。鍼灸には自律神経を整え、また、リラックス効果があります。

自律神経・ホルモンバランスの調整

睡眠の質を高めたり、基礎体温のリズムを整えたりすることで、妊娠に向けた準備が整いやすくなります。

不妊治療の副作用の軽減

吐き気や倦怠感、便秘などの軽減が期待できます。

鍼灸はその方の体質に合わせて施術を行いますので、
「不妊」だけを対象とするのではなく、普段から抱えている不調(頭痛、首肩こり、冷え、疲れやすさ など)を改善も同時に目指せます。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の改善

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が改善する可能性もあります。
研究では、8回程度の鍼灸治療で多嚢胞性卵巣症候群の患者様の60%に成熟卵胞や排卵が認められたと報告されています。*

研修を受けています

不妊鍼灸・マタニティ鍼灸を専門とする鍼灸院 天使のたまごを創設した藤原亜紀先生の講座を受講し、一部治療に取り入れています。

プレコンセプションケアとしての鍼灸

近年、妊娠前から男女ともに正しい知識を身につけ、健康管理やライフプランの検討をする「プレコンセプションケア」が重視されています。
鍼灸は不妊治療以外に、プレコンセプションケアにも効果的です。以下のことを通して、健康な身体づくり、将来の妊娠に備えた身体づくりをサポートします。
①子宮・卵巣の血行改善
②精神的ストレス・不安・抑うつの軽減
③自律神経やホルモンバランスの調整

鍼灸によって生理不順や生理痛の緩和が期待でき、それ以外にも、冷えや疲れ、肩こり・頭痛など日常の不調の改善も見られることが多いです

また、当院ではマタニティ鍼灸という、つわりや逆子といったトラブルや安産のための施術も行っており、妊娠可能性がある方や、妊娠後もご希望があれば継続して通っていただけます。

医療費控除の対象になりますか?

国税庁の見解では治療を目的とした鍼灸施術は、医療費控除の対象になるとされ、不妊治療を含む、当院で行っている治療目的の鍼灸は医療費控除の対象となる可能性が高いです。
(ただし、「リラクゼーション」「美容目的」など治療以外を目的とした施術は対象外となります)
医療費控除についての詳細は、確定申告の際に税務署や公式案内をご確認ください。

どのくらい通えばいいですか?

週に1回が最適のことが多いですが、無理ない頻度でお越しいただけたらと思いますので、状況をみて1人1人にあうようにご提案いたします。
個人差や不妊の原因にもよりますが、基本的には、3か月~6か月くらいは必要になることが多いです。

参考資料

*磯部 徹. 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に対する鍼治療の有効性. 漢方と診療. 2013;64(6):326-329.

Quan K, Yu C, Wen X, Lin Q, Wang N, Ma H. Acupuncture as treatment for female infertility: A systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Evid Based Complement Alternat Med. 2022;2022:3595033.

Zhang S, He H, Wang J, Ma L, Wei X, Zhang M, Guo Y. Acupuncture as an adjunct therapy for enhancing endometrial receptivity in female infertility: a literature review. Front Physiol. 2025;16:1548737.

国税庁. マッサージ代やはり・きゅう代は医療費控除の対象になりますか(所得税に関する質疑応答事例).

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