□肩凝り、首凝りへの鍼灸治療と効果|ストレッチ・ツボも紹介

首肩こりは、
筋肉の緊張と血流の悪化の悪循環で長引くことが多いです。
自律神経の乱れやストレスの影響が関係することも少なくありません。

また、首と背中は自律神経に深く関連しており、
首から背中が慢性的に凝ると、
自律神経の不調にもつながるため、
早めに解消するのがおすすめです。

鍼灸は筋肉の緊張をゆるめると同時に血行を良くし、
ストレスに関連する自律神経のバランスにも働きかけます。

こんな方におすすめです

☑首がつねに重だるい、痛い
☑肩こりから頭痛・吐き気がする
☑デスクワーク・スマホで疲れがたまる
☑マッサージでは一時的にしか楽にならない

肩こりの悪循環

首肩こりを含む体の凝りには、次のような悪循環が知られています。
精神的ストレスや冷えといった交感神経が働く状況や、長時間同じ姿勢でいる状況で、筋肉が緊張します。そうすると、筋肉内の血管が収縮して血流が悪くなり、筋肉から痛み物質や疲労物質が放出され、痛みや凝りを感じます。そしてその痛みや不快感がストレスとなり交感神経が過剰に働く、そしてさらに筋肉が緊張するという悪循環になってしまいます。ひどくなると頭痛や吐き気を伴うこともあります。

ストレスや冷えによる血行不良を伴う首肩凝りの悪循環

そのため、どこかで悪循環を断ち切り、かつ、原因をみつけ少しずつでも減らしていくことが重要です。悪循環を断ち切る、リセットする方法として鍼灸が有効で、原因を減らすためにはセルフケアが有効です。

鍼灸の効果

自律神経に働きかける

交感神経の働きすぎを抑えることで、筋肉が緊張しやすい状態を防ぎます。
また、リラックス効果でストレスの影響を軽減します。

血行を改善する

全身の血流改善、冷えの解消を通して、患部の血行を良くします。

筋肉・筋膜を緩める

マッサージやセルフケアで緩みにくい慢性的な筋肉の凝りや筋膜の硬さを改善します。

鍼灸とその後に散歩や軽いストレッチなどを組み合わせるとさらに効果が高まります。

患者さんの感想

・首の可動域が広がった
・頭痛の頻度や程度が減った
・目の疲れが取れた
・首肩が軽くなった、痛みが取れた
・自律神経の不調が改善した(よく眠れる、めまいが減るなど)

鍼灸治療

首や背中の上部を含む肩まわりに鍼灸をして筋肉の緊張を和らげ血流を良くします。肩の筋肉というと僧帽筋をイメージされる方も多いですが、それ以外に肩甲骨周りや首にはいくつもの筋肉があり、肩甲挙筋や頭板状筋、菱形筋といった複数の筋肉にアプローチしています。また、東洋医学的に全身状態の調整も行うことで、よりよい改善が期待できます。

治療後は肩や首が軽くなる、すっきりする、痛みが減る、セルフケアの効果が出やすくなる、継続することで頭痛の頻度がへるといった効果があります。

首肩こりの原因

一般的な原因

・ストレス
・冷え(冷房や冬など)
・長時間の同じ姿勢
・前かがみや猫背といった、頭の重みが首肩に負担をかける姿勢(例:デスクワーク)
・腕の重み(例:立ち仕事)
・更年期
 血管を拡張する作用があるエストロゲンが減少することによる、また、自律神経の不調による血行不良
・ショルダーバッグ

病気が原因の肩こり

肩こりが段々悪化する場合や運動すると悪化する場合などは、消化器や心臓といった内臓の疾患からきている場合もあります。また、目の病気や眼鏡・コンタクトが合っていないケース、首の疾患(腕にしびれがあることも)、高血圧、更年期障害、顎の疾患、精神科疾患などでも肩こりになることがあるので、他に気になる症状がある場合は病院で診てもらうのが安心です。

首肩凝りのストレッチ・ツボ

首や肩凝りが辛い方や、デスクワークなど腕を前に出している姿勢の多い方は、首や肩だけでなく、身体の前面にある胸の筋肉が固くなっていることが多いです。
そこで、手を後ろで組んで胸を伸ばすストレッチがおすすめです。

ツボは、合谷(ごうこく)という手の甲の、親指と人差し指の骨が交わるあたりのツボがおすすめです。首肩凝りだけでなく頭痛にも効果があります。

セルフケアでなかなか治らない場合はお気軽にご相談ください。

参考資料
日本整形外科学会HP 肩こり
日本臨床内科医会HP わかりやすい病気のはなしシリーズ
『鍼灸療法技術ガイドII』

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